2019年01月17日
プラスチック製ストロー使用中止のお知らせ
■日本のプラスチックゴミのうち約17%は開発途上国へ輸出されています
■リサイクルされず最終的に途上国で投棄されたプラゴミが現在の海洋・環境汚染へと繋がっています
■世界のプラゴミリサイクル率は僅か14%
■クリオネ会員店ではプラスチック製ストローの使用を全店で中止し、
その他のプラスチック製品についても順次中止・削減に取り組んで参ります。
世界で回収されたプラスチックゴミの内、実際にリサイクルされたものは僅か14%という数字が出ています。
日本では、80%以上がリサイクルに回されますが(一般系/産業系ともに。残りは単純焼却又は埋立)、
その約17%は東南アジアを主とした開発途上国へ輸出されており、
プラスチックゴミの輸出量ではアメリカに次ぐ世界2位の排出規模にまでなっています。
これら輸出されたプラゴミの多くは、リサイクルされなかったその他のゴミと同じく、
最終的に開発途上国で投棄され、現在の海洋・環境汚染へと繋がっていっています。
生産に対してリサイクルが追いついていかない現況を鑑みたとき、
そもそもの「使用自体を止めていく」ことが、この問題解決の根本であると考えます。
(*数字はいずれも2016年資料より)